2002-02-28 第154回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
三枚目の資料を見ていただきたいんですけれども、まず、国際通貨面から御説明させていただきます。 最近、円相場が円安になっているということが起きております。これは、日本経済に対する評価が低くなっているということのあらわれかと思います。
三枚目の資料を見ていただきたいんですけれども、まず、国際通貨面から御説明させていただきます。 最近、円相場が円安になっているということが起きております。これは、日本経済に対する評価が低くなっているということのあらわれかと思います。
また、基本的には、国際通貨面でも変動相場制の欠陥を是正するために、今やブレトンウッズ体制の基本に立ち返り、国際通貨制度の改革、再構築を図るときではないかと考えますが、御見解を承りたい。 急激な円高がようやく回復の兆しを見せつつある景気の芽をつぶさないためにも、円高・不況対策を緊急に実施すべきであります。
○澄田参考人 円の国際化の推進を含めまして、その中に今お話しのオフショアマーケットというような問題も含め、国際通貨面での我が国の対応というものが、全体の国際通貨制度に及ぼす影響というようなものが非常に多面にわたって大きくなってきているということは、おっしゃるような意味合いを十分持っていると思います。
現在の国際経済社会を見ますと、先端技術分野での各国の激しい競争、鉄鋼、造船分野での中進国と言われる国々の追い上げ、OPECなど石油輸出国の地盤沈下、累積債務問題、さらには国際通貨面での米国のドルの際立った強さなど、まさしく国際経済社会の大きな変革期にあります。この変革期の中で我が国の進むべき方向を示し、そのための具体的施策を施し実行することが、今、政治に課せられた責務であります。
確かに円はドルとかあるいはドイツ・マルク等に比べますと、いろいろ歴史的あるいは経済圏的な理由もございまして、円としての国際通貨面での機能の分野というのはまだ低い状況にございます。
今回のサミットでは、「国際通貨面での約束に関する声明」を行い、通貨安定を目指した介入協議機関の設置等について合意しましたが、サミット後も為替相場は、米国の高金利の再騰懸念などから円の対ドル相場は二年二カ月ぶりに二百五十円を割り込み、さらに円安が進むことが予測されるなど、現実にはいかなる解決も見ておらず、サミットの合意がどのような意味を持つものなのか疑わざるを得ない現状を呈しております。
したがいましてその会談の記録というものはあるわけでございますけれども、何分にも先方との関係がございますので、その会談録そのものをお示しするわけにはいかないわけですけれども、その内容につきましては、その鶴見・エバリー会談のありました翌日から日米の通商協議が行われることになっておりまして、その通商協議の取り進め方、それから米国の新通商法をめぐる諸問題、それからガット閣僚レベル会議の東京開催問題、国際通貨面
その面で私は円高があれだけ騒がれたときに、総理大臣がいま国債依存度の三〇%は厳守せよというようなことを大蔵省に言うというのは、これはいま予算編成を目前にしておりますから、要求側の官庁の要求をたたき切る道具としては非常に都合がいいかもしれませんけれども、国際通貨面、国際通貨の心理に与える影響としては、日本政府のやることはどうせ大したことない、国債依存度三〇%を維持する限り、ろくな景気刺激策はできっこないという
また、国際通貨面におけるこのような日本の曲折、外からも迫られました曲折といいますか、そういう問題は、日本の政治、外交全体の姿勢ともつながっていたということも言えると思います。
、七五年一月のIMFの暫定委員会の後に公的保有金の再評価を、たしか一オンス百六十あるいは百七十ドルとわりかし高い値段で再評価して外貨準備に繰り入れていく、それで七四年末あたりに九十億足らず、八十九億ドルくらいの外貨準備が一挙に二百億ドルを超えるものにかさ上げをされたということもあるわけでありまして、単に、ベトナム戦費でアメリカはドルのウエートが低下して、それからニクソン・ショックという中で日本が国際通貨面
ことに金が国際通貨面での役割りをだんだん減らして、商品としての姿をはっきりさせるに従って、いま申し上げましたような傾向が今後とも続くのではなかろうかというふうに存じます。
まず今回のIMF改正において、国際通貨面における金の役割りを低下させる方向が打ち出されているわけですが、具体的にはどういう形でそれがあらわれるのか、将来はどういうふうになるのか、その点をちょっと御説明いただきたいと思います。
変動相場制移行など国際通貨面で大きな変動がございましたけれども、ただいまのところ景気動向に基調的な変化を与えるにはまだ至っていないように見受けられますが、ただ国際収支面には基調的な変化のきざしがあらわれつつあるように見受けております。
していただくことは当然でありますが、同時に、国際的な場におきましても、円というものを強いもの、しっかりしたものとして押し出していかなければならぬということでございまして、やはりその一つの敵は先ほど申しましたような国際投機資金にあるということでありますならば、かつての正金銀行のようなものがいまでは多数の為替専門銀行によって営まれておる状況でございまして、この際、中央銀行の日本銀行としては、そういった国際通貨面
○参考人(佐々木直君) ただいま大蔵大臣からもお話がありましたように、スワップの拡大というのは、国際通貨面における動揺の対策の一つでございます。ただ、このやり方が持っております特徴は、国際通貨市場における急激な投機的な資金の動きに対して、当面すぐそれを受けて出ていく力を持っており、それだけの機動性のあるという点に特徴がある。
この会議のコミュニケではっきりいたしておりますように、現在の国際通貨面における動揺に対してどういう方策をもって対処すべきかということについて意見の交換が行なわれました。そこで合意されましたことは、今度の動揺というものは、投機的な資金の移動によって起こったものであって、現在の各国の為替相場のあり方が不適当であるために起こったものではないという認識において一致した点でございます。
国際通貨面におきましては、通貨体制の長期にわたる安定をはかるため、新しい国際通貨制度の確立が不可欠の前提となっておりますが、この問題につきましては、現在、二十カ国委員今を中心として具体的な検討が進められておりすす。また、国際貿易面におきましては、本年からガットの場で次期国際ラウンドが開始される予定となっております。
国際通貨面におきましては、通貨体制の長期にわたる安定をはかるため、新しい国際通貨制度の確立が不可欠の前提となっておりまするが、この問題につきましては、現在、二十カ国委員会を中心として具体的な検討が進められております。また、国際貿易面におきましては、本年からガットの場で次期国際ラウンドが開始される予定となっております。